1. [ささやかなカタチ展]より。

    漆を学んでいる松田環(たまき)さん。

    彼女の家はとても不思議。家に存在するピースがどれも異彩を放ち複雑に融合しています。泉鏡花金子國義、アンティークの小物やシャンデリアが彼女を囲み、日々の生活を共に過ごしているのです。

    上写真の作品は牛革の端材を利用したもの。蝶も勿論本物です。以前制作した作品は牛革を貼った箱を漆で装飾塗装したものなのですが、牛革を貼る際に表を密着させる為、裏から強い力で革を引っ張ります。表面が固定出来た後に切り取った後の裏面の革は、如何に強い力で引っ張ったのか伺い知れます。横幅は30センチほど。

    ちょっと不思議な透明感を持った素材。一見しただけでは分からないので布なんですか?とよく質問されましたが革と聞けば皆さんのリアクションが様々。色んな素材を扱う人が集まるイッテンモノプロジェクトならではないでしょうか。

    もう一つ松田環さんの作品を。

    節の中身をくり貫いた檜をメインに。ここでも革と金箔が使われていますが、松田さんは今回の作品全てに金箔を貼ってあります。次回の作品でも登場するのでしょうか。

    また、松田さんは来年年始より初の個展を行います。場所はGallery銀座フォレスト・ミニ。詳細情報はまた追って告知致します。